嵐の歌を!

嵐さんの曲をネチネチと聴きましょう そして最高かよたまらんかよと悶えるのです…いや、冗談抜きでそれだけのブログです

UB

2017年10月18日発売

アルバム「untitled 」通常盤収録

 


歴戦の、数多の、賢く誠実な人々が言語化しようとして苦しみ、言語化に何の意味があるのか自問自答したであろう、あのUBです。

 


当然にのあいについてのお話にもなりますが、このブログは音楽について掘り下げているわけでも、歌詞を分析しているわけでもないし、てんでデタラメだし、ただのあまり頭の良くないひとりのファンが嵐の曲に対して思いの丈を綴っているだけなので良かろうというわけです。

 


しかし、ああ。この曲に対して私が何を言えると言うのだろう。

 


音楽に詳しい方、にのあいに造詣の深い方、シンメを知り尽くした方…オタク達の愛と叡智を総動員してもどうにもならないし、どうしようもない。それがUB。

 


CDを聴き崩れ落ちた私は当時、ライブで生きて動くご本人達に答えを求めたのかも知れません。

ツアー初日でした。

どのパフォーマンスも当然初めて披露されるもので、我々がファンとして初めての受け取り手であり、ドームには独特の緊張感がありました。

 


UBが始まり、その時同じ空間に居た約5万人が受けた衝撃は大変なものでした。

 


何が繰り広げられているのか。

我々は何を見せられ、聴かされているのか。

にのあい割と好きだわな方も、にのあいこそ我が人生な方も、にのあいって何?くらいな方も

 


「これ、が……にのあい…………………」

 


と思ったことでしょう。

そして混乱したことでしょう。ええ、私もです。

平易な言葉しか用いられていないのに意味不明なのは何故だし、美しい旋律と美しいハーモニーがとにかく美しいし、笑えば良いのか泣けば良いのか分からんけど凄いダンスが圧巻で。

 


誰か助けて説明して、と理性が悲鳴を上げます。

意味深なばかりで、コレコレこういう事だとはっきりしてくれるところが全く皆無で、それなのに赤裸々なのはどういうことですか、どうしてくれんですか。

 


もどかしい。

感動する。

時の流れを感じる。

ほのぼのする。

照れる。

いたたまれない。

可愛すぎて破裂する。

 


などの心の動きが同時進行かつどれもMAXなので、何かを考えられる状態ではありません。

 


ただひとつ確信していたのは、今を目に焼き付けて、骨に刻まなければならぬ。これはそういう局面だ、ということでした。

彼らは感覚を研ぎ澄まし、お互いの動きと息遣いとカウントをシビアに拾い、真剣そのもので且つ楽しそうでした。相手を信じて自分を信じて、見えない角度から手を絡め、背中を預け、体重をかけ、何故そこにだという隙間に足を突っ込んで、どんな謎ポーズもお見事にこなしました。

可愛かった。

素晴らしかった。

 


それから1年以上、皆さまの感想を探しては読み、また探しては読みました。

共有したいというより、なんだか助けを求めるような気持ちでした。

 


多くの皆さまの総意とも言うべきそれは、

 

 

 

【UBはユニットバス。いや、公式には言及されていない。知りたい。はっきりさせて。いや、はっきりしたところで何が分かる?

そこににのあいがいる。

それだけで素晴らしい。

にのあいは宇宙。哲学。概念。

伝説のシンメ。永遠のシンメ。

幼馴染のにのあい。

にのあい尊い。要するに尊い

なんなら尊さフォーエバー。

UB、ここに爆誕し、にのあい史に刻まれる。

彼らの二十余年、二十?

このふたり前世でも幼馴染じゃね?

何度転生しても幼馴染じゃね?

すごくない?

おめでとうにのあい。おめでとう私。

ありがとうにのあい。

ありがとう世界。

生きとし生けるものよ、ああ。

生きてて良かった2017。】

 

 

 

という具合で、言葉を選ばずに言うならUBの前でオタは無力であり、大概アホになる。

 

 

 

CD発売前にユニットが発表され、分かってはいました。きっと簡単ではないのだろうな、と。

なにせ二宮氏です。

そして、二宮氏を擁した相葉氏です。

 


一筋縄ではいかないだろうな、楽しみだな、と思っていました。

 


蓋を開けてみるとそんな生易しいものではなく、用意していた受け皿はあまりに小さく、夢かと思っても現実であり公式であり……………やめましょう。

キリがないし、野暮ですよね。

 

 

 

最後に。

MCや嵐会でUBの話題になると、メンバーもなんだかしみじみしていて、特に大野さんと櫻井さんが嵐会で(にのあいの意図を知った上で)「なんか感動しちゃうんだよ」「そうそう」と言っていたのがとても印象的でした。

 

嵐さんという存在に触れるのは、ファンにとって至福のときであり、極め付きの非日常だから、我々はCDを聴いてもライブを観ても一種の極限状況にいるわけです。

でもまあ、彼らにはとっては日常であり、なにせ御本人達だから一番近くで見てきたし、特に極限ではない上、妄想の入る余地もないリアルな生身同士なのに、それでも!(だからこそ?)感動するってUBすごすぎやんけと。

 

 

 

UBすごすぎやんけ。

良い曲です。