嵐の歌を!

嵐さんの曲をネチネチと聴きましょう そして最高かよたまらんかよと悶えるのです…いや、冗談抜きでそれだけのブログです

お気に召すまま

2017年6月28日発売

つなぐ 初回限定盤カップリング

 

最初のキラキラ音で「かわいいラブソングを歌います」と宣言された気がして、光の速さでそういうモードになれました。

なのにすかさず「神のご加護を」と言われ何があったの?壮大だわ!裏声美しいわ!と、戸惑い、状況説明らしきものが始まったので落ち着きました。

あまり真面目に歌詞を聴かない私にもどーんと、言葉が入って来ます。

 

恋は始まったばかりとお見受けしました。真夏の黄昏から夜、夜が明けても、なデートです。かわいい彼女ですな。茶目っ気がありサプライズ好き。でも遅刻症は治した方が良かろう。

櫻井さんここのフレーズ優しい声で歌っていますが、遅刻ばっかりする彼女なんてこの方はだめなのではないかと、おばさんはハラハラしました。

 

よく疾走感という表現を目にしますが、この曲にもそれがありますね。つんのめるような感じではなく滑るような。夜の街の光が飛んで過ぎて行くのが見えます。

 

彼氏が彼女をがっつりエスコートしている。自分が楽しむよりも彼女の喜ぶ顔が見たいのです。彼女が笑えば幸せなのです。夢のような彼ちゃんです。

 

".恋の熱に浮かされ"とあるように、浮足立っていることに自覚的です。ともすれば理屈っぽくなりがちなところをリキュールを飲んで敢えてやってのけるのです。

何度も恋をし [この段階] を知っているからこその楽しみ方。

 

なのに終盤ですごいと思ったのが、この恋こんなに浮かれポンチなのに刹那的なものではないらしく、彼ちゃんは「君」との未来を見据えています。すごくないですか?

 

いい大人がひたすら「君が好きだ。ってか女神なわけ?世界よ祝福しろください」と言っている歌です。しかも繰り返しになりますが、自覚的に、です。

すごいなー。

 

Cメロ…になるのかな?大サビ前のその前。あそこのセリフ部分です。振り切った内容を囁きます。

「逢いたい」と言えばいい

これは直後に松本さんの声がするのでセリフ自体は相葉さんですか?すいません。ポンコツ耳なもんで。

 

だいたいラブソングは逢いたい逢いたい言うものですが、いや、あんたら今現在逢ってるじゃんと思ってはいけない。

これは逢いたいときにはそう言っちゃいなよYou!ということなのでは…と気づき、この彼ちゃん半端ないわと感心しました。

なかなか言えないものなんですよね。逢いたいとか。

そう言っていいよ。むしろSay!と受けとめ体制に保証がついているとは。

すごい包容力です。

 

若い時何があったのだろうと勘ぐる。

言葉が足りない男だったのかも知れません。野郎どもとの付き合いの方が正直気楽だと感じるタイプだったのかも知れません。

でも今の彼ちゃんは大人です!

何があったにせよこの彼女を大事にしようという意気込みや良し!

 

と、仮想カップルを物陰から応援したくなる曲でした。

 

彼女になった気でうっとり聴くのが正解なのかも知れませんがちょっと眩し過ぎますねー。

 

2017〜2018のツアーで歌ってくれましたね!

私は初日に行かせて頂いたので、カップリングに対する緊張感は結構ありましたな。絶えずイントロクイズに参加しているような状態です。

カップリングは曲数ありますし、通例では1曲ですからねー。

どれも大好きなのでもっと歌って欲しいなと思いましたが、お気に召すままはとても良かったです。

 

王子様の団体が降臨なさったようでした。