嵐の歌を!

嵐さんの曲をネチネチと聴きましょう そして最高かよたまらんかよと悶えるのです…いや、冗談抜きでそれだけのブログです

a Day in Our Life

2002年2月6日発売シングル

 

少年隊さんのABC好きでした。

そこからサンプリングしたと聞き、なるほどありがとうございますスケボーキング様、関係各所の皆様と思いました。 

 

嵐さんの楽曲は聴いた途端に好きになるか、ゆっくり好きになるかのどちらかです。私はですよ。

a Day〜は典型的な前者でした。

シングルは避けようかと思っていたのですが、この曲はあれですよ…歴?に関わるし、とにかく大好きですので触れてみますね。

 

歴は浅いと思いますが、もっと浅い人に比べたら長いし、そんなもんですよ。

大体私の感想とか考察なんか仮に歴長でもきっと屁みたいなもんで要するに今と変わりません。がっかりです。

 

当時は木更津キャッツアイを観ていました。にゃー!

初めて聴いた時には、やだわー沼がそこにあるわーと思いました。後に案の定嵌りますが、当時はまだ抵抗していました。

 

けれどa Day〜に関しては取り返しがつきませんでしたよ…!

なんなら櫻井さんのど頭のラップ

yeah,yeah,
A to the (da?)R-A-S-H-I 

辺りではもう大好きでした。

なんちゅう良い曲なのですか聴かなかった事にはできないわ、と思いました。

 

 

"時は巡り日をめくり  

君はとっくにどこか遠くに"

 

のっけから君が不在。心配。

 

"あー想い届かない 君はもう来ない"

 

絶望的です。どんな別れ方したんです?

そしてここが大事なのですが、この僕ちゃんは案外へこたれていなくて、また君に逢える気でいます。

根拠は不明です。

 

全体的にあまり明るいとは言えない歌詞が続き、例の全身ぜんれいのラップが来ます。

 

"全身ぜんれい目指してくWAY

自分取り戻す為に上

新しい何かを見つけるねぇ

きっとまた巡り会うSomeday"

 

この希望に満ちた歌詞が曲中実に9回繰り返されます。

根拠が不明と前述したように、どこを読んでも"君"に何かが届いている気がしないのに、この僕ちゃんは気持ちひとつでひっくり返しているんです。

聴いているとラップに説得されます。洗脳?

きっとまた巡り会うのか、それは良かったわー安心だわーと思えます。

 

大変ですよね。このラップ。

歌詞の内容も頑張っているし、ラップ組も頑張っています。

 

ここがa Day〜のリリックに光を与え、リズムを支え、ライブではC&Rを呼ぶのですから、大変な働きぶりです。

C&Rでこの屋台骨に参加する際は、

 

「なんと名誉な!頑張ります!及ばずながら!」

 

という気持ちです。

 

そして"あー切ない想いは"からのメロです。胸に迫る美しさ。

語る言葉もないほどに!

ラップと重なっても存在感を失わず、気持ち良〜く流れます。

一足早くラップが終わり、

"い、つも、感じて、いたい、んだ"

が残るところ良いですねえ。

 

 

そして2番に進んでも、事態は別に好転していないんです。

曲中では、なんにも解決しません。

でも大丈夫。

全身ぜんれいに任せれば。

 

繰り返しのフレーズなのに、終盤でも気を抜けません。

メロが独立したり、裏に大野さんのフェイクが入ったりと聴きどころには事欠かないのです。

 

終わり方も、あれ変わってますよね?よくある手法なんですか?

大野さんの声が響いてほっぽり出されるあそこです。

重々承知の上でも、あらー終わってしまったわ、と感じます。

でも大丈夫です。

また聴くのです。

聴けば全身ぜんれいが救ってくれる。

 

a Day in Our Life やばめの中毒性あり。

 

もしも、もしも聴いたことがなかったら、'13アラフェス円盤のa Day〜も是非!

ラップ組とメロ組が入れ替わっています。

 

大野さんの必死のラップ。

松本さんの低音で温かいラップ。

なにかから解放されたかのように楽しげにメロを響かせる櫻井さん、相葉さん、二宮さん。

 

最後のフェイクは二宮さん。

忠実!真面目!かわいい!

 

です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Suger

2017年10月18日発売
アルバム「untitled」収録

 

これはですね、私がとやかく言う曲ではないですよねえ。

あちこちで熱く語られているのでは?

疎い身でさえ何と無く分かります。

あ、だからテキトーなこと言えるから良いかな。ゆるゆるで差別化を図りましょうか。

 

 

すげえカッコ良くない?気のせい?いやカッコ良いよね!ってか難し!歌うの困難曲なのでは?

 

などと思いはとっ散らかりました。

どうも前のアルバム(Are You Happy?)を経て歌割り複雑化運動が?複雑化というか多様化?

はー大変だなや。

 

ラブソング枠でよろしい? 

歌い出しから手強そうな彼女です。英語詞から手こずっている感。

手垢のついた言い回しですが、ファムファタルっ娘なのでは、と予感させます。

裏声との掛け合い良き。

 

素気無いとな。しかも裏腹のKiss。

まったりと付き合うのは難しいかわい子ちゃんなのでしょうか。

二宮さんの発音が格好良い。

この方の日本語の発音とっても好きです。

多分大人の、魅力的な女性なのでしょう。が、私は悲しいほどに超絶大人なので、敢えてかわい子ちゃんと呼ぶわ、などと、これが後々の驚きに繋がるとも知らず考えました。

 

月明り〜からの大野さんの声がさらっと歌っているように聴こえますが、ここめちゃくちゃ難しいですよね…今更ですがホント上手いな!

中島みゆきの「わかれうた」の最初くらい難しいのでは!

と、興奮しました。わかれうたのくだりは忘れてください。

seasonのひらひらと〜くらい難しいのでは、と言っておきます。

 

そして物憂げ〜から、Bメロですか?ドラムの音が聴こえなくて…そういうアレンジなんですよね。オサレだわー。松本さんの声もオサレだわー。でも不安感を煽る音運びです。

起承転結の承ですかね。

二宮さんのThere's nothing I can doのなに言ってるんだ感がすごい。

そんなに?そんなに打つ手なし?

と、慌てているとサビです。ドラム復活。

 

ここの掛け合いもなんとも言えないですよね〜。堂々たるサビですよ。一度聴いたら忘れられないメロです。

刹那の夢で良いらしく、恋はずいぶんと煮詰まっております。

なすすべもないとも。

There's nothing I can doは本当だったのね!なに言ってるんだとか思ってすみませんでした。

 

素晴らしき裏声Sugerからの音程がてんてんと下がる箇所は美しくてどこか不安定で、よくぞこの曲を作ってくださいました、歌ってくださいましたと、ひれ伏します。

つまり好きです。

 

それはそうと、So gimme one more kissを櫻井さんに歌わせたの誰ですか?

天才ですか?ありがとうございます!

頭の良い彼のポロっと出るおばかな言葉をこよなく愛する私ですが、たまにチャラいことも言った方が良いですよ。

昔取った杵柄ですよ、ってなんのこと?

 

 

そして、起承転結の話に戻りますが、転はCメロにありというのが私の持論です。

嘘。何と無くです。

そのくらい突拍子ないものが来がちなんです。

いきなり明日の事など忘れると。

いやいや。彼は刹那に拍車がかかっています。

 

そして、このSugerの中で一番衝撃的(個人の感想)な歌詞が来ます。

 

「いつかはふたりも星屑になるの」

 

ここまで無口だったかわい子ちゃんが突然発言します。

投げやりなんだか夢見がちなんだか分からない内容です。

でもかわいいですよ。かわい子ちゃんですよ。私の見立てはなかなかではないかと。

わたしもあなたもお星様🌟ですよ?

 

ここの相葉さんはなんとも色気があります。物語を孕んでいます。

君がこれこれこう言ったと彼が語る所はありますが、ここだけが唯一の女言葉。明確に彼女が喋った箇所です。そこに相葉さんを採用した誰か!ありがとうございます!

 

で、そんな駆け引きは月とか太陽とか上の方〜に預けてただ僕を見つめてと、彼は懇願します。

そんな駆け引きってどんな?

すごそうです。

星になるほど遠くに思いを馳せる彼女と今だけの僕。対比がお見事すぎて。

 

そしてサビの繰り返しですが、衝撃のCメロを駆け抜けた後なので1回目とは違って聴こえます。

そこをもって結ですか?

結論は求めませんが。

 

そういう疲れる曲ですよ…無限ループしてしまうし、何と無く聴けないしで、気力と体力を使います。

もう一度言わせて頂きたい。

つまり好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーフレッシュ

2009年11月11日発売

マイガール通常盤カップリング

 

リズムが入ってなにか四方を確認するような声が聞こえます。かわいいです。

なんて思っていたら、歌い出しの櫻井さんのMaybeに度肝を抜かれます。

もっのすごっく甘い声です。

別に甘い歌詞ではありませんし、おそらくラブソングですらありません。

が、この歌い出しの激甘さ加減は嵐さんの曲の中でも屈指のものだと思います。

 

そんなこんなで聴き進めると、中盤CメロのCoolにGoing onでまた転げまわる羽目になります。そのくらい素敵な声です。気をつけて!

 

さて、仲間が集まっているみたいですよね。お祝いです。温かく優しいメロディです。

音楽の中に音楽が流れています。

ゆったりとした美しいラップが重なったり離れたりしながら続きます。

これは嵐さんの曲ではよくあると思うのですが、陽性の雰囲気の中にちょっとした寂しさが垣間見えます。

 

この「なんでか切ない」という曲、良いですねえ…

"別れを内包した今"とか"戻れない時"とか嵐さんが歌うと、とても嵐さんです。

あでいとか、ピカダブとか、枚挙に暇がないですよね。

 

そしてまたMaybeフレーズ。今度は歌い継ぎます。

大野さん

松本さん

櫻井さん

相葉さん

で、二宮さん

メッセージ性がありそうな、なさそうな歌詞で、あまり詳しく情景が説明されていません。

5人それぞれの声も内に向いているのか外に向かっているのかよく分からなくて、不思議な感じです。

 

ここで特筆したいのは二宮さんなのですが、彼のドラマ性のある声はここでは封印されていて、なんだか訥々と歌っています。それが却ってじーんと来ます。

 

繰り返す気持ち〜に入ると、あれ?これがCメロ?すみません。分かりません。

多分どこかの神がちゃんと解説してくれてますよ。

とにかく事件が起きます。

I miss you soでおまけにふたりは別々の場所に居るですと?

誰なの突然?欠席なの?

仲間のひとりなのか、また別の友人なのか、元カノなのか。

とにかく詳しい事情は分かりませんが集った面々の中には誰かが居ません。

仲間が集まってパーリィらしきものをしていて、リア充の極みだろうになんだか寂しかった理由がここで分かりました。 

 

すこぐはっきりと情景が浮かぶのに、事情がさっぱり分からない。

それがスーパーフレッシュです。

クセになります。

ふふふ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お気に召すまま

2017年6月28日発売

つなぐ 初回限定盤カップリング

 

最初のキラキラ音で「かわいいラブソングを歌います」と宣言された気がして、光の速さでそういうモードになれました。

なのにすかさず「神のご加護を」と言われ何があったの?壮大だわ!裏声美しいわ!と、戸惑い、状況説明らしきものが始まったので落ち着きました。

あまり真面目に歌詞を聴かない私にもどーんと、言葉が入って来ます。

 

恋は始まったばかりとお見受けしました。真夏の黄昏から夜、夜が明けても、なデートです。かわいい彼女ですな。茶目っ気がありサプライズ好き。でも遅刻症は治した方が良かろう。

櫻井さんここのフレーズ優しい声で歌っていますが、遅刻ばっかりする彼女なんてこの方はだめなのではないかと、おばさんはハラハラしました。

 

よく疾走感という表現を目にしますが、この曲にもそれがありますね。つんのめるような感じではなく滑るような。夜の街の光が飛んで過ぎて行くのが見えます。

 

彼氏が彼女をがっつりエスコートしている。自分が楽しむよりも彼女の喜ぶ顔が見たいのです。彼女が笑えば幸せなのです。夢のような彼ちゃんです。

 

".恋の熱に浮かされ"とあるように、浮足立っていることに自覚的です。ともすれば理屈っぽくなりがちなところをリキュールを飲んで敢えてやってのけるのです。

何度も恋をし [この段階] を知っているからこその楽しみ方。

 

なのに終盤ですごいと思ったのが、この恋こんなに浮かれポンチなのに刹那的なものではないらしく、彼ちゃんは「君」との未来を見据えています。すごくないですか?

 

いい大人がひたすら「君が好きだ。ってか女神なわけ?世界よ祝福しろください」と言っている歌です。しかも繰り返しになりますが、自覚的に、です。

すごいなー。

 

Cメロ…になるのかな?大サビ前のその前。あそこのセリフ部分です。振り切った内容を囁きます。

「逢いたい」と言えばいい

これは直後に松本さんの声がするのでセリフ自体は相葉さんですか?すいません。ポンコツ耳なもんで。

 

だいたいラブソングは逢いたい逢いたい言うものですが、いや、あんたら今現在逢ってるじゃんと思ってはいけない。

これは逢いたいときにはそう言っちゃいなよYou!ということなのでは…と気づき、この彼ちゃん半端ないわと感心しました。

なかなか言えないものなんですよね。逢いたいとか。

そう言っていいよ。むしろSay!と受けとめ体制に保証がついているとは。

すごい包容力です。

 

若い時何があったのだろうと勘ぐる。

言葉が足りない男だったのかも知れません。野郎どもとの付き合いの方が正直気楽だと感じるタイプだったのかも知れません。

でも今の彼ちゃんは大人です!

何があったにせよこの彼女を大事にしようという意気込みや良し!

 

と、仮想カップルを物陰から応援したくなる曲でした。

 

彼女になった気でうっとり聴くのが正解なのかも知れませんがちょっと眩し過ぎますねー。

 

2017〜2018のツアーで歌ってくれましたね!

私は初日に行かせて頂いたので、カップリングに対する緊張感は結構ありましたな。絶えずイントロクイズに参加しているような状態です。

カップリングは曲数ありますし、通例では1曲ですからねー。

どれも大好きなのでもっと歌って欲しいなと思いましたが、お気に召すままはとても良かったです。

 

王子様の団体が降臨なさったようでした。