嵐の歌を!

嵐さんの曲をネチネチと聴きましょう そして最高かよたまらんかよと悶えるのです…いや、冗談抜きでそれだけのブログです

20190127

本日、彼らの決断を受け取りました。

私は酒が飲めない。

なので今夜はちょっとどうしたら良いか分からないのですが、それは彼らが2年近くの執行猶予をくれたので、だんだんと何とかします。

 

彼らが大好きな彼らのままで、とても良い会見でした。

 

5人揃った状態での戦闘力が半端ないですね。

 

記者さんたちに配ったカップケーキは…なんというかほのぼのとしていて、おめでたげな色合いで、楽しい人たちだわー、と思いました。

 

ひとまずはここまで。

 

 

UB

2017年10月18日発売

アルバム「untitled 」通常盤収録

 


歴戦の、数多の、賢く誠実な人々が言語化しようとして苦しみ、言語化に何の意味があるのか自問自答したであろう、あのUBです。

 


当然にのあいについてのお話にもなりますが、このブログは音楽について掘り下げているわけでも、歌詞を分析しているわけでもないし、てんでデタラメだし、ただのあまり頭の良くないひとりのファンが嵐の曲に対して思いの丈を綴っているだけなので良かろうというわけです。

 


しかし、ああ。この曲に対して私が何を言えると言うのだろう。

 


音楽に詳しい方、にのあいに造詣の深い方、シンメを知り尽くした方…オタク達の愛と叡智を総動員してもどうにもならないし、どうしようもない。それがUB。

 


CDを聴き崩れ落ちた私は当時、ライブで生きて動くご本人達に答えを求めたのかも知れません。

ツアー初日でした。

どのパフォーマンスも当然初めて披露されるもので、我々がファンとして初めての受け取り手であり、ドームには独特の緊張感がありました。

 


UBが始まり、その時同じ空間に居た約5万人が受けた衝撃は大変なものでした。

 


何が繰り広げられているのか。

我々は何を見せられ、聴かされているのか。

にのあい割と好きだわな方も、にのあいこそ我が人生な方も、にのあいって何?くらいな方も

 


「これ、が……にのあい…………………」

 


と思ったことでしょう。

そして混乱したことでしょう。ええ、私もです。

平易な言葉しか用いられていないのに意味不明なのは何故だし、美しい旋律と美しいハーモニーがとにかく美しいし、笑えば良いのか泣けば良いのか分からんけど凄いダンスが圧巻で。

 


誰か助けて説明して、と理性が悲鳴を上げます。

意味深なばかりで、コレコレこういう事だとはっきりしてくれるところが全く皆無で、それなのに赤裸々なのはどういうことですか、どうしてくれんですか。

 


もどかしい。

感動する。

時の流れを感じる。

ほのぼのする。

照れる。

いたたまれない。

可愛すぎて破裂する。

 


などの心の動きが同時進行かつどれもMAXなので、何かを考えられる状態ではありません。

 


ただひとつ確信していたのは、今を目に焼き付けて、骨に刻まなければならぬ。これはそういう局面だ、ということでした。

彼らは感覚を研ぎ澄まし、お互いの動きと息遣いとカウントをシビアに拾い、真剣そのもので且つ楽しそうでした。相手を信じて自分を信じて、見えない角度から手を絡め、背中を預け、体重をかけ、何故そこにだという隙間に足を突っ込んで、どんな謎ポーズもお見事にこなしました。

可愛かった。

素晴らしかった。

 


それから1年以上、皆さまの感想を探しては読み、また探しては読みました。

共有したいというより、なんだか助けを求めるような気持ちでした。

 


多くの皆さまの総意とも言うべきそれは、

 

 

 

【UBはユニットバス。いや、公式には言及されていない。知りたい。はっきりさせて。いや、はっきりしたところで何が分かる?

そこににのあいがいる。

それだけで素晴らしい。

にのあいは宇宙。哲学。概念。

伝説のシンメ。永遠のシンメ。

幼馴染のにのあい。

にのあい尊い。要するに尊い

なんなら尊さフォーエバー。

UB、ここに爆誕し、にのあい史に刻まれる。

彼らの二十余年、二十?

このふたり前世でも幼馴染じゃね?

何度転生しても幼馴染じゃね?

すごくない?

おめでとうにのあい。おめでとう私。

ありがとうにのあい。

ありがとう世界。

生きとし生けるものよ、ああ。

生きてて良かった2017。】

 

 

 

という具合で、言葉を選ばずに言うならUBの前でオタは無力であり、大概アホになる。

 

 

 

CD発売前にユニットが発表され、分かってはいました。きっと簡単ではないのだろうな、と。

なにせ二宮氏です。

そして、二宮氏を擁した相葉氏です。

 


一筋縄ではいかないだろうな、楽しみだな、と思っていました。

 


蓋を開けてみるとそんな生易しいものではなく、用意していた受け皿はあまりに小さく、夢かと思っても現実であり公式であり……………やめましょう。

キリがないし、野暮ですよね。

 

 

 

最後に。

MCや嵐会でUBの話題になると、メンバーもなんだかしみじみしていて、特に大野さんと櫻井さんが嵐会で(にのあいの意図を知った上で)「なんか感動しちゃうんだよ」「そうそう」と言っていたのがとても印象的でした。

 

嵐さんという存在に触れるのは、ファンにとって至福のときであり、極め付きの非日常だから、我々はCDを聴いてもライブを観ても一種の極限状況にいるわけです。

でもまあ、彼らにはとっては日常であり、なにせ御本人達だから一番近くで見てきたし、特に極限ではない上、妄想の入る余地もないリアルな生身同士なのに、それでも!(だからこそ?)感動するってUBすごすぎやんけと。

 

 

 

UBすごすぎやんけ。

良い曲です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NOW or NEVER

2017年11月8日発売
Doors~勇気の軌跡~通常盤カップリングand初回限定盤2

 

「パズドラが好きです」

 

パズドラを愛するひとがそう言いました。真顔で。

踊る彼らもまた真顔です。

かわいさとシュールさで混乱しますが、ワンショット定点。喜ばしいことこの上なき。

Zero-G でこんなにずっと観てて自分大丈夫かと思ったのが蘇ります。

 

ツボを述べさせてください。無限に書きそうなので一言ずつ。

 

大野さんのジャケットのひらひら(裾)

櫻井さんの腕の動き

相葉さんの膝の揺れ

二宮さんの"越えて"の右足ぴょん

松本さんのジャケットのひらひら(肩)

 

ガンホー」の声に身体が反応するようになった方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

サビがしっかり染み込んでからフルを聴くというパターンは、あるにはありますが矢張り特殊ですね。

 

"Hey Party〜"のあと

OMのハモり良いですねえ!

松本さんの下ハモがはっきり!

 

サビへの繋がりがありそげなイントロからアッサリ転調するのが愉快です。

 

"あてない賭けで〜"

初っ端ON。大宮だー!

4音を行ったり来たりするメロディ。パズドラみはあります?

私もやってたら良かったなあ…

 

面白い歌詞ですよね。

やったことないゲームを想像できます。

冒険要素(知らんけど)とか、協力プレイ要素(知らんけど)とか?

 

相葉さんの裏メロがso cute!

松本さんのyeahが不敵。

 

Bメロに入ると何がどう作用しているのか、きちんとサビへと運んでくれるに違いないという予感がします。

曲を作ったり、アレンジしたりするひとの頭の中ってどうなっているんだろう?

 

SAMユニゾンかな?

"辿り着くまでは"

で紳士的に転調。

 

そしてもはや遺伝子に刻み込まれたサビですよ。

"Put your hands up yeah yeah wow wow wow"

ファンの間では昔からお馴染みのフレーズ。

OSAN M↓

再び4音を行ったり来たり。

示唆的です。

パズドラみに違いない。

キーボードに自動演奏させてみて、鍵盤を光らせたりしたらほら、すべってるみたいでかわいい。だからそうに違いない。

 

そう!悩みがあります!(唐突)

Put your hands up

って両手を要求してるじゃないですか。

youちゃんが単数か複数かはこの場合関係ないって100年前くらいに習ったような…全ては曖昧模糊としていますが。

だから我々は両手を上げろと言われています。多分。

でも私、それは嫌だわ!

そこが悩みです。

なんか変でしょう、片手じゃなくて両手上げるの。

変じゃないのかな…

嵐さんが言うなら大抵のことはやりたい所存なのですが、両手をわーっと上げるのはなあ。

………頑張ろう。バイブスよね。

 

2メロへ

"高らかに突き上げてく〜"

2番はSNからです。

やったこともないパズドラに思いを馳せてきた私、二宮さんの"Overworkでも"に天啓を受け、脱線しました。

なるほどこれは労働歌なのでは?と。

(謝罪しつつ続けます)

 

とあるプロジェクトに邁進する社員たち。ライバル会社は手強いが負けられないのだ。

 

"噛み合わないとかただの妄想"

そうです。仕事の基本は報連相

 

"挫折とは つまりチャンスだろう"

プロジェクトX的頓挫があってもくじけません。

熱い職場です。

組合は強く、社食はガッツリ系。

 

あ。一人称の表記がありませんね。

なら女子社員も入れましょう。

その場合社食メニューにカロリー表示がつきます。

 

ふう。捗りました。

心を入れ替えCメロへ。

 

"意外な展開を 人生の一切を

強烈にEnjoyしよう"

ON→SAM→All men

の流れでしょうか。

良いこと言うよ。さすがCメロです。

展開、一切、Enjoy の韻が耳に残ります。

好きだなあ。

 

大サビは1サビに同じ。

歌割りの変化もないように聴こえます。

 

そしてラスト。

 

"Comin' up Comin' up〜"

SMユニゾンのオシャレさはなんなのでしょうか。全く似ていない声なのに不思議な親和性ですねえ。

 

ニゾンにイメージってありますか?

自分としては頭の中を検索して思い浮かぶ曲とかコンビそのもののイメージに引きずられてしまいます。

悲しいかな、声だけで考えるには私は汚れ過ぎている。ああ。

 

 ここの"大事な叫び〜"と"脈を打つ〜"はANですがどんなんでしょうか。
お互いの声を良く良く聴きつつ、伸び伸び歌う声から醸し出されるリア充感とか言ってはいけない
だからやめる。
そのうちUB書くときに、気持ち悪いこといっぱい言うもん。

 

忘れてはいけない。
大野さんのフェイク盛んに入ってます。

 

そして"Invitation 掴め"
OSAN M↓

ブレーキ音のような締め。

 

パズドラやる方の感想聞きたいなあ。

私にかかると社畜の曲になっちゃう。

 

不適切な発言の数々をお詫びします。

 

NOW or NEVER

聴いて元気出しましょ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Miles away

2016年10月26日発売
アルバムAre You Happy ? 収録

 

大野さん監修!

大野さん歌割り!

 

全オタが咽び泣くMiles away。

歌割り分析を試みたら別の意味で泣きたくなるMiles away。

です!

 

リーダーがメンバーの声をいかに信頼しているかが伺える、有り体に言えば、鬼のような歌割りです。

あまりにも攻めた構成に、スタッフさん達が心配したらしいが、これが良いと言い張ったとのこと。言いそう。

 

松本さんに頑固と言わしめた方が、頑固を貫き、この結晶のような楽曲が誕生しました。

 

過去から未来を見据えたような、メッセージ性の強いリリックです。

5人が歩いて来た道のりが、風吹く航海に重ねて歌われます。

 

あの日、海から来た男の子たちが思い出されます。

痩せていて、戸惑っているように見えました。

こんな美しいハーモニーを奏でるようになるとは……。

長生きはするものですよ…ホント。

 

 

頑固な芸術家による歌割りの妙がファンに衝撃を与えたわけですが、拙いながらひとりひとりを追ってみたので、その感想から。

 

まず櫻井さん。

歌い出しの拝命はどのようになされたのでしょう。

「ここは翔くん」

そう考えた大野さんの気持ちを思うと、色々捗ります。

止める人もいないので、直接言ったと仮定しましょう。

(その方が幸せだから)

お願い口調ならめっちゃ萌えるし、命令口調ならクッソ萌えます。

丁寧に丁寧に歌われる冒頭。

彼の声はあまりビブラートがかからなく、ちょっとエアリーで、ちょっとハスキーで、不思議です。特徴を言葉にしようとすると、5人の中で一番難しい。

でも歌詞を紡ぐひとらしく、言葉が綺麗に乗る声です。

終盤のフェイクの下ハモに注目してください。激なヤバさ、です。

 

相葉さん。

大野さんはどんだけ相葉さんのファルセットが好きなの?

ひたすら微笑ましいんですけど!

そして大野さんの目論見通り、素晴らしいんですけど!

櫻井さんよりもエアリーな彼の声は、主旋律で優しく、ハモでも包み込むようで、全体に及ぼす影響は計り知れません。

大サビあとに、二宮さんと大野さんが"重なるフレーズ"の掛け合いをするのですが、直後の相葉さんフェイクファルセットがたまらんです。

ライブでは目を閉じて、ちょっとマイクを小刻みに動かしながら響かせてくれます。じーんとします。

Miles away が嵐さんの楽曲に於いて、ひとつのターニングポイントになるのでは、との呼び声も高く、その推進力になる要因は相葉さんがどこのパートも歌っちゃうっていう現象なのかな、と考えました。

 

二宮さん。

ほぼずっと歌いっぱなし。働く働く。

なのに裏メロはあるけど、主旋律はまったく歌っていないように聞こえます。

ライブで見たら、彼にしてはあまり動かずに歌っています。

微かに手を上下しながら音程を取るような仕種を見せてくれ、控え目に言って最高です。視線がたまに主旋律メンへと向けられる(ように見える)のも、明らかに最高です。

ものすごく神経使うパートが続くのではないでしょうか。冒頭櫻井さんとのハモりと、次の相葉さんとのハモりが同じ旋律というわけではないし、とにかく複雑そうです。

裏メロで二宮さんだなと感じますが、ハモっている間はハモるための声を出しているのでしょうか。確かに上に乗っているのに二宮さん色は消されています。

器用なひとが!本気で!器用なことしてる!って思いました。

 

松本さん。

近年色々な楽曲で仕事している下ハモ。

松本さんが入ると、とにかく厚くてゴージャスになります。私の中ではストリングスみたいなイメージ。

アユハピライブでは1サビ後にスター感丸出しで登場します。(直前ソロだったからね)

でも1サビでも下歌ってますよ、ね?

松本さんの声だと思うんだけどなあ。

松本さんの声ってことにします。

間奏の4×8でのフェイクは、ここは松本さんしかなかったんだな、と思わせてくれます。

微かに鳥の鳴き声みたいな電子音が入っているのですが、あの音はおそらく天使専用エフェクトなのでしょう。分かります分かります。

終盤ではファルセットも聴けます。

曲中で強く出るところはありません。それが一層魅力的です。

 

大野さん。

この方の声については語り尽くされているのではないかと。

ピッチ良し、音域広し、変幻自在。

サビから主旋律で入って来ます。

当たり前ですが、自分の声を分かってるんだなあ。無頓着に見えるのに。

大サビ後の二宮さんとの掛け合い。

"重なるフレーズ"

は、圧巻です。

その後のフェイクの繰り返しも。

ライブで歌っている姿は何と言いますか…絶対揺るがない感じです。貫禄ですね。

 

 

では歌割りがてら頭から。例によって合っているかは分かりません。

 

 

 

"遥か未来へのDreamer"

前述したように、櫻井さんです。

"生命の音"から二宮さんの上ハモが重なります。

離れた音程からだんだん近づくようなハーモニーが耳に良いあんばい。

 

"諦めないYesterdayを"

相葉さん。

二宮さんがフェイクで絡んでからすうっと合流します。

ここ好き。

"風は未来へと吹いて"

の"へと吹いて"で寄り添うところ。

そして最後のワンフレーズで離れて、相葉さんだけ残るところも。

コーラスアレンジKo-sakuさんありがとうございます。

 

サビです。

"明日へのPromises"

大野さんのメロにNMの上下ハモ。

(急にイニシャル使いました)

美しや。

"たとえMiles away"

OメロにNの上ハモ。

SAの裏メロ入ります。

イニシャル表記楽だわ…

 

"放たれた〜"

OメロN上ハモ。M下ハモ。

なんかここ櫻井さんの声するような…

でも直前に裏メロ歌ってるから入るの無理かなあ。

"共にSailing days"

OメロN上ハモ。M下ハモ。

 

この、放たれた〜Sailing days

のところは私一生分かりません。

中ハモあるようにも聴こえるし、だとしたら誰?

ここ最高に綺麗です。

もう虚心に聴きます。

韻が美しい。単語がいちいち美しい。

 

"重なるフレーズ…"

M→S→N→Aと重ねるフレーズ。

上がる上がる。最後の相葉さんのファルセットの高いこと。

"幾千の夢"  O

サビ終わりから歌詞が幻想的になって来ています。

夢見心地で聴くのです。

そうしたら松本さんのフェイクが来て、ますます夢が膨らむ。素晴らしき哉。

 

"風が歌うメロディを〜"

SAメロ。N上ハモ。

"何重奏も〜"

OMメロ。N上ハモ。

"永遠を祈って〜"

OMメロ。N裏メロ。

"All my love is you"の二宮さんは、とても二宮さんで、おかえりにのちゃんと思いました。

 

大サビです。

 

"君へのPromises〜"

OSAメロ。NM上下ハモ。

グループ総出、豪華絢爛ハーモニー。

末っ子2人に挟まれる3人。

末ズの仕事出来る感がすさまじい。

"今日にSay good night〜"

Oメロ。NM上下ハモ。SA裏メロ。

"まだ知らない〜"

Oメロ。NM上下ハモ。

そしてAに中ハモ疑惑。

"行こうSailing days"

OSメロ。AM上下ハモ。

二宮さんが宜しくとばかりに上ハモから抜け、相葉さんが担当。

ワイルドカード的こき使いぶりです。

 

フェイクの掛け合い4×8

N→O→N→O

"重なるフレーズ"

Nメロ。O裏メロ。

Yeah〜  Aフェイク

ここ!ここです!

大野さんのところ、裏メロと表記しましたが、そのまた裏で松本さんが

"夢の方へ〜"を歌っています。

ONの強い声でも目は覚めない。

松本さんがきっちり夢へと誘うから安心設計です。

 

Ah〜(Woh〜)

この先ずっと続くONフェイクの掛け合いですが、まずは4×8で掴む。了解した私たちは掴まれる。OK?

 

次から大野さんフェイクの下で櫻井さんがハモります。

このふたりのハモりはよくあります?

あんまり覚えないような…。

全国の登山家様たち!無事ですか!?

山コンビのハモりですよ!

山ハモですよ!(何かの高級食材みたい)

 

忙しくて恐縮ですが、この裏はAMによる"重なるフレーズ"合戦です。

大野さん…どういうおつもりだったのだろうか。

「みんな歌って!オイラも歌うよ!」

的な?

ホントにみんな歌ってます。

めちゃくちゃ歌ってます。

 

"遥か未来へのDreamer(夢の方へ)〜"

O(S↓)Nのフェイクのもと、引き続きAMが歌います。Aが表でMが裏。

考えてみたら、5人全員バラバラなことしてます。

にも関わらずこれですよ。

嵐さんのこういうところがね。

 

所謂「アゲる」系の曲ではないのに、曲中にあるように、風が未来へと吹くような力があります。

感動するのに湿度は低いです。

全天候型、全季節型だなと思いました。

 

聴きましょう。

そして召されましょう。

 

下ハモが消え、裏メロが消え、最後は大野さんの"Ah〜"が残ります。

 

すごくてすごいMiles awayでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Love Situation

2007年7月11日発売
アルバムTime収録

 

BORDERの後ですので、何と無くかわいい曲を選択。

かわいいよ、かわいいよね、と言いたいので。

 

またTimeです。

みんな大好き、私も大好きTimeです。

寒波は未だ去らず。

Timeで暖をとる。

 

すごい人気です。

アラフェス投票アルバム曲部門では、'12で3位、'13で堂々の1位。

 

「歌ってください!そして踊ってください!」というファンの声に、嵐さんは応えてくれました。

 

Timeコン→'12→'13と、円盤をループして、かわいさの余り廃人になりそうになったので、音源に戻りました。

音源もかわいさが氾濫していますが、ダンスがないのでなんとかギリギリ言葉を発せられます。

 

一人称は僕。相手は君。

まだ付き合ってない(ここ大事!)初デートです。

 

イントロ。

ピアノの音で「LoveSituationだ!LoveSituationだ!どうしよう!」という気持ちになります。

そして弾むようなホーン隊。豪華。

リズムは全体を通してベースが引っ張っているような印象です。

 

そして私が密かに「ラブシチュの呪い」と呼んでいる女性の声。

"Hello boys &girls"

この声、すごく気になるんです。

曲中の要所要所に仕掛けられていて、若返りの催眠術のように繰り返されます。

 

あなたはおばさんではない。

あなたはgirlちゃんよ。

我に返ってはいけません。

そう圧力をかけ、ラブシチュの世界に引きずりこみます。

 

私はこの声に負けました。

もうgirlちゃんで良いです。

 

歌い出しは大野さんと松本さん。

音源の歌割りで。(合っているかは分からない)

 

"突然 君からの誘いで

履いていく靴に迷ってる"

はい、かわいい。もうかわいい。

掴んで来ます。私はこのフレーズに囚われ、後のソロパートでいちいち悶えます。

 

「この子が靴に迷ってたんだわ。この子も!この子も!」と。

 

"窓の景色は〜"から櫻井さん、相葉さん、二宮さん。

僕ちゃんは電車に乗っても、君のことばかり考えています。

若いって良いなあとは思いません。

今、私はgirlちゃんですから。

"握りしめたまま"の"まま"で、何故か櫻井さんの声が妙に飛び出すのがいつも楽しいです。櫻井さーんって思います。

 

"出来過ぎた LoveSituation"

再び大野さんと松本さんにシフトします。

好きな子に突然誘われる。

おそらく御誂え向きの天気。

出来過ぎだと感じるのもやむなき。

ニゾンは浮かれたままサビへ。

 

"いつか 誰だって 願い 叶うって

めぐる季節を繰り返し"

ここで発覚。

片想い歴はわりと長めらしいです。

いやー良かったねえ!浮かれて良いよ!

 

歌割りがシフト。

"夕陽眩しくて 街にひろがって"

ここを聴くと二宮さんを思います。

彼、眩しそうな顔をよくしません?

 

LaLaLaから5人で。

世界が輝いて見えるような状態で、"シアワセ分けてあげたい"という僕ちゃんが最高にかわいいです。

性格いいじゃん!彼女見る目あるじゃん!

 

2サビ前はソロ。

大野さん→二宮さん→櫻井さん→相葉さん→松本さん

いざ彼女に会ったら、頭は真っ白だし、デートプランは吹っ飛ぶし、てんでポンコツでつまり天使です。

 

2サビは櫻井さん、相葉さん、二宮さんから(この3人焼肉連合とか言ってたなあ)

"星の煌めきも〜"から大野さんと松本さん。

いざ会ってみるとめっちゃ好きだし、彼女かわいいし大変だという歌詞。

 

大丈夫。あなたたちもかわいくて大変だよ。

 

さあCメロです。

もうCメロ耽溺女だと思われても構わない。推す。断固推す。

 

ここね、ソロパートだけどご本人の声を重ねてますよね。

嵐さんが倍増って…世界に夢が溢れてしまわないか、私は心配です。

 

二宮さんから、

"言い出せなくても構わないなんて"

構わないなんての発音に膝から崩れ落ちる。甘ったれたような舌足らず。わざとでもいいのよ。

"その目を心に〜"大野さん。

"素直な自分を〜"櫻井さん。

"始まっていく〜"相葉さん。

 

ラブソングに限らず、流れの中で一人称が何か決心をする瞬間がよくあります。

 

「俺は今までこれこれこうでなかなか困難だったが、もう迷わないぜ、俺はやるぜ」

 

みたいな運びです。

個人的には開き直りモーメントと呼んでいます。

この僕ちゃんも素直な自分を曝け出そうという心境に至ります。モーメントです。

 

そして伝説のアレ。

松本さんのウィスパー"チカヅキタイ"に収束。

存分にキャーと言いましょう。

松本さんありがとう。

ナイスウィスパー!

 

大サビは1サビの繰り返しですが、5人ボーカルです。

良かった。

何もかも良かった。

生きとし生けるものよ。

などと思います。

 

"シアワセ分けてあげたい"

ちゃんと分けてもらえます。

 

実行力と実現力のLoveSituationでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BORDER

2017年11月8日発売
Doors~勇気の軌跡~

通常盤カップリング

 

ぞくぞくします。

中毒性の高いアホリピソングです。

 

私の数少ない嵐友がこぞって夢中になりました。

 

冒頭、エフェクトのかかったワンモチーフが繰り返されます。異次元から響いてくるみたい。

 

そのままボーカルが乗ります。

 

"降り続く流星の中 僕らは産まれ"

 

まず大野さん。長めの歌割りです。

流星の空が恐ろしいような美しさで、そこにぽつんと存在する感じ。なんなの?地球に堕ちたサイヤ人なの?すみません。違いますね。

"僕ら"と描写されたからには2人以上なのでしょうが、もう、ぽっつーんです。虚無感が半端ない。

 

引き継いで相葉さん。

不安を盛り上げます。

そして櫻井さん。

 

ボーカルが入れ替わる度、トラックバックの音が増えて重くなります。カッコいい!

引き摺るような歌い方。

特に櫻井さんの"満たされなくて"の、最後。ずるずるっと音が下がり、セクシーなサックスみたいです。

 

"月明かり照らされた未来はハレーション"

二宮さんが来ます。

声がざらついている。

"ハレーション"の発音が何とも言えません。抜き方が!

 

"警鐘響いて"からの松本さん。音の厚みが極まり、暗くてゴージャスです。

二宮さんと入れ替わり、また松本さん。

Bメロを締めて、サビへ。

 

"願いの果てに 叫んだ衝動が"

満を持しての5人ボーカル。

松本さんの下ハモが支えになって、サビ終わりまで一気に行きます。

 

手を伸ばして求めても、何も掴めない状況の中、這いつくばっているような、なんとも苦しいリリックです。

けれど、じわじわだけど前に進もうとする意志が感じられ、微かな光がありそうななさそうな。

サビ締めが"Survive"で、おしゃれなのに根性が入っています。

松本さんの下ハモをしつこく讃えたい。

 

2サビ前は始めよりは刻む歌割りです。

 

"不器用なまま〜"

相葉さんからの二宮さん。

相葉さんの声が溜め息のようで、二宮さんの声は明らかに掠れていて、無防備だった私は、2人からの波状攻撃に翻弄されます。

なんなの総武線!本気かよ!

自分でも何に怒ってるのか分からないまま、松本さん、大野さん、櫻井さんと畳み掛けられ、2サビです。

 

"暗闇の中潤んだ瞳が〜"

再び5人ボーカル。

予感を孕んだ歌詞です。

まだすごく遠いけれど、何かがあって、そこに行きたい。

"導いてほしい"というフレーズが、誰かの存在を感じさせます。

いやもう、ここまでかなり孤独でした。

大変でした。

 

そして、お待たせしました。

Cメロです!

なんと言っても事件はCメロで起きます。私がCメロ好きだから騒いでいるわけではありません。

 

"夜空見上げれば 数千億の嘆き溢れて"

 

一瞬誰ですかと思いました。

油断していたら、ひとりの声に聴こえます。

ナイスユニゾン

大野さん!櫻井さん!

なんかおめでとう!そしてありがとう!

 

"でも僕らは変えられる"

ここで初めて確信に満ちた強い言葉が出て来ます。

さすがはCメロ!運命が転がるCメロ!

相葉さん二宮さん松本さんのハモりが綺麗!

 

"今すぐ伝えたい"

引き続き3人のハモりですが、ここがすごい。

二宮さんの主旋律がここぞとばかりに響いて気持ち良い。

松本さんの低音…なんかついさっき讃えた気がしますが、良いのです。何度でも讃えます。

そして"伝えたい"の"え"で、上を歌っていた相葉さんが、なんと言うべきか…スパークするような声をくれます。

強いファルセットです。ファルセットでいいの?ヘッドボイスに近いですか?

もう最近の相葉さんの声には驚かされてばかりです。

 

素晴らしすぎて呆然としたままですが、大サビへ。

 

上は誰?

もう、私の耳では何がなんだか…

ドラマがあるサビ。

良きかな。良きかな。(腑抜け)

 

最後の最後。

"Survive"から大野さんだけフェイクに移ります。残りの4人はwohwohです。

いや、フェイクに移るのは良いのですが、大野さんったら仕事完璧にこなした後、つらっと4人に加わり、締めのwohwohに参加します。

ただいまー。おかえりー。

なんつってー。

みたいな感じです。

ものすごくツボでした。

 

もう何回聴いたか分からない。

でもまだ聴きます。

誰か巻き込みたいので、聴いてみてください。

ひとりでは受けとめ切れない。

 

そんな曲。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WAVE

2007年7月11日発売

アルバムTime収録

 

櫻井さん!櫻井さん!

お誕生日おめでとうございます🎉

おめでたまきん!おめでたまきん!

 

お誕生日ということで、ラップは外せません。

ラップ、ラップ…と考えるにそもそもデビュー曲からラップがありましたし、5×10やCOOL&SOULなど里程標的な宝も多くあり、迷います。

 

迷ってTimeなのかな、と絞りました。

 

皆さん大好き、私も大好きTimeです。

名盤の誉れ高いこのアルバム、通常盤ですと15曲中8曲(!!!)で櫻井さんのラップが歌われています。なんて幸せな。なんて贅沢な。

 

現在相当な寒波が押し寄せており、Timeの夏要素はコタツでアイスのような倒錯的気分をもたらします。

 

過ぎ行く夏と海。

鉄板で鉄板なところを2曲も贈ってくれていたのですね。"風"が昼の海なら"WAVE"は夜の海です。

風も絶対書きたいですね。風ですからね。多田さんですからね。

 

WAVEの話。

 

ライブ円盤では観客のWAVEが楽しげなこの楽曲。

"WAVE!"×3からの頭、サックスが大変美しい。

イントロで美しく、間奏で美しく、アウトロで美しい。

CDで聴くと目が閉じます。開けていようとするのですが、閉じてしまいます。

 

ベースも好きです。Happinessのベースも好きだがWAVEのベースも好きなんです。たまらん。

 

歌い出しは大野さんと松本さん。

"渚に立てば君の夏"

浜辺も良いし海辺も良いですが、私は渚という単語が好きです。漢字も素敵だし口語からかけ離れているし。

詩特有な感じが良き。

 

中身を追うと、彼女とはもうお別れが迫っているらしい。来年もここでと言っていますが、本当に会えるんだか分からん雰囲気です。

秋も会えばいいじゃんというのは大人の感覚で、若者の夏というのはそれだけ特別なものなんでしょう。夏が過ぎると何もかも一緒に失ってしまうくらい深刻なんでしょう。

 

続いて櫻井さん、相葉さん、二宮さん。

"瞳揺れてる波の上

落ちる花火が消える前"

 

落ちる 花火 が 消える 前!

情景を時間ごと切り取ったような秀逸さ!そして七五調。耳が喜びます。美です!美!

 

こうしてサビ前にたっぷりと切なさを導入されます。

 

"みんなでWAVE!揺れる思い

まんまでWAVE!戻ることのない

ふたりのWAVE!追いかけてく"

 

ゆっくり目の波みたいなサビです。

なるほど波だと思って聴いていると、

 

"初めから好きだった"

 

と来ます。

CD初聴のときは、スピーカーを振り返り「え?」と言いました。

そうなの?一目惚れってこと?

別れ際のしっとりさを推して来た流れで、いきなり馴れ初めを想像させるようなこと言うのですもの。

おばさん驚いたけど、根掘り葉掘り聞くのは我慢するわ。

 

"風に乗せて歌うLove Song

何年たっても未来に

あぁ届かない

それなら今夜だけは"

 

夏だし渚だし別れ際なんだから、歌ったって良いのです。

彼ちゃんの心は揺れています。

今夜だけはと思うならワンチャンあります。頑張るのです!

 

"みんなでWAVE!ためらいさえ

まんまでWAVE!通り過ぎてゆく

ふたりのWAVE!行かないでよ

この場所でまた君と"

 

そうですよ。そうですよ。また会えば良いのです。この場所への拘りは若者特有のなにかなのでしょう。

一瞬「彼女ちゃん地縛霊説」を考察しようと思いましたが、私の方こそ殺されて地縛霊になりそうなのでやめました。

とにかくこの場所は特別なのです。

 

さあ、ラップですよ。

櫻井さんカモン!

 

"今年も『いつもの』とでまた集まる"

 

恒例の仲間との集まりで、距離を詰めていく様となんならもっと詰めたい気持ちが語られます。

"ますます"の繰り返しがますますな感じです。

 

"軽はずみな言葉じゃ足りなく

軽はずみな言葉じゃはみ出す"

 

どんな風に言おうか。

大きな課題です。

思いを巡らせた彼ちゃんは「軽はずみ」を(仮?)採用します。

 

この、気持ちには追いつかず言葉からはみ出してしまう、という表現には唸りました。

 

櫻井さんは言葉を尽くすことの大切さについて、公式に言及しています。

言葉を慎重に、且つ惜しみなく使う方なのだろうと推察されます。

そんな方に「言い尽くせない」と言わしめた彼女ちゃんは女冥利ですよ…

しかしなんで軽はずみに言ったのさ…

 

更に波のサビです。

ラップの終わりに重なりながら始まります。ここがまた良いのです。ソロの歌い継ぎ。

相葉さんからの二宮さん櫻井さん。

演奏が抑えられていますので、それぞれに聴き入り放題です。

松本さん。

"初めから〜"は、大野さん。

大野さんが言うならそうなんでしょう。

もう驚かない。

 

そしてサビ2からアウトロ。

 

最後の最後までサックスが歌います。

 

目を閉じて夏へ逃避しましょう。

 

おぬぬめ。